統計学

統計学関連の仕事とは 気になる年収や求められるスキルを分かりやすく解説

こんにちは!統計ブロガーのにっしーです!

今回は、統計学を生かした仕事に就きたい人向けに書いた記事です!

私自身も、2019年に未経験からデータ分析の仕事に転職した経験があります。

その経験も踏まえて転職に重要なスキルなど幅広くお伝えできればと思います!

この記事を読むと分かること

  • 統計学に関する仕事の将来性
  • 統計学にかかわれる仕事とは
  • 転職するときに重要なスキルとは

最後まで楽しんで読んでいただけますと幸いです!

統計学を扱う仕事の将来性

現在、さまざまな業界でAIやビッグデータの活用が進んでいます。

AIやビックデータなどのデータを扱う技術には、必ずと言っていいほど統計学が関係しています。

そのため統計学を扱う仕事は、今後も需要の減らない、将来性のある仕事といえるでしょう。

また、データ運用に関する知識やスキルは、どんな業界で働いていても必要になると考えられます。

そのため統計学を扱う仕事に就かない場合でも、統計学の知識やスキルを持っておくことは重要です。

統計学を扱う職種と年収

ここからは、統計学を扱う職種と年収を紹介します。

統計学を扱う職種は、企業の将来や売り上げに深く関わるものが多いため、責任が重く、その分年収が高い傾向にあります。

データサイエンティスト

データサイエンティストは、企業が抱える膨大なデータを分析し、企業の経営者などに分析結果を報告することで、企業の方針決定をサポートする職種です。データサイエンティストの仕事は、一企業の将来を大きく左右するものであるため、重要度が非常に高いです。

2022年3月に更新された求人ボックスの情報によると、正社員のデータサイエンティストの平均年収は697万円です。多くのデータサイエンティストの年収が、610〜715万円の間に収まっています。

マーケター

マーケターは、市場やターゲット層のニーズを把握し、商品やサービスをより多く売る方法や仕組みを作る職種です。SNSなどの発達により、商品やサービスを売り出す方法が多様化しているため、あらゆる企業で優秀なマーケターが求められています。

マーケターの平均年収は、700〜800万円程度です。マーケターの年収は、働く業界の種類や勤務形態、勤続年数によってばらつきが見られます。日系企業より外資系企業に勤めるマーケターの方が、年収が高い傾向にあります。

コンサルタント

コンサルタントは、顧客企業の問題や課題を見つけ、見つけられた問題点の解決策を提案する職種です。顧客企業が属する業界の知識や経営に関する深い知識など、コンサルタントには様々な専門知識が求められます。

コンサルタントの年収は、コンサルティング会社の種類や業務形態によって大きく変化します。国内のコンサルティング会社の平均年収が500〜800万円程度、外資系コンサルティング会社の平均年収が1,000万円程度、独立しているコンサルタントの平均年収が2,000万円程度です。

研究者

研究者は、大学や企業、行政などの研究機関で新技術の開発や、解明されていない事象の解析を行う職種です。実験や観察によって集めたデータの分析や、研究で得られた知見の確からしさの評価などに統計学が用いられます。

研究者の平均年収は約500万円です。規模の大きい大学や企業の研究者ほど、高年収になる傾向にあります。大学の研究者の場合、准教授や教授の違いによって年収に大きな差が生まれます。

統計学を扱う仕事に役立つスキル・資格

ここでは、統計学を扱う仕事に携わる上で、役立つスキルや資格を紹介します。

プログラミングスキル

統計学を扱う仕事の多くは、業務の中にデータ分析が含まれます。そのため、データ収集やデータ解析を行うツールの作成、運用スキルも必要です。

データ収集やデータ解析といったデータ操作は、PythonやR言語、SQLなどのプログラミング言語が用いられます。そのため、これらのプログラミング言語に関するスキルを身に着けておくと、様々な場面で活躍できます。

プログラミングをこれから身につけたいという方は、実際にプログラミングスクールに通ってみることをオススメします。

統計学を仕事にしたい場合、PythonやR、あとはSQLだけでも知っておいてほしいという企業も多いので、あらかじめ学んでおくことで、転職活動、現在の仕事でも大いに役に立つことでしょう。

以下は、特にオススメの未経験者向けのプログラミングスクール「tech boost」へのリンクです。

オススメポイント

  1. 目的に合わせてカリキュラムが選べる
  2. 現役エンジニアによる挫折させないサポート
  3. 転職・就職サポートつき
  4. 無料カウンセリングあり

プログラミングを身につけて統計解析を行いたい方は、まず無料説明会に参加してみてはいかがでしょうか。

tech boostを知りたい

ビジネス統計スペシャリスト

ビジネス統計スペシャリストとは、データ分析の実践力を評価する資格です。主に、データ分析を手軽に行えるExcelのスキルと、統計学のスキルを評価します。ビジネス統計スペシャリストには専門性の深さによって、基礎レベルと上級レベルの2つの試験科目があります。

ビジネス統計スペシャリストの試験合格者には合格認定証が贈呈され、履歴書などでもアピールすることが可能です。


(参考)https://stat.odyssey-com.co.jp/

統計検定

統計検定は、その名の通り統計学の知識を問う資格です。

1級、準1級、2級、3級、4級、統計調査士、専門統計調査士、データサイエンス基礎、データサイエンス発展、データサイエンス発展など幅広い試験があります。

初心者の方は、まず統計検定の3級から勉強してみることをオススメします。

統計学を生かした仕事に就きたい場合、できれば2級レベルは持っていたいところです。



(参考)https://www.toukei-kentei.jp/

統計学を仕事にするのに、資格は必要か

統計学を仕事にするのに、上記のような資格が必要かと聞かれると「必要ではない」というのが答えです。

実際私自身も、特に資格がない状態でデータ分析に関連する仕事に転職することができたからです。

しかし、何もなかったからこそ転職活動は難航しましたし、何より入社してからの周囲とのギャップで苦しみました。

みんな実務経験を積んでいるので、未経験の自分とは知識量は天と地の差でした。

だからこそ、転職前に資格の勉強やスクールに通うなどして、知識をあらかじめつけておけばよかったと後悔したのを鮮明に覚えています。

私はデータサイエンスほどつぶしがきく学問は少ないと思っています。

なぜなら、データはあらゆる会社にあるからです。

どんな会社に行ったとしても、データさえあれば、身につけたデータ分析に関する知識が全く役に立たないということはないからです。

だからこそ、転職の有無に関係なくデータ分析は学んで損がない学問なのです。

統計学を活かせる仕事が見つかるオススメの転職サイト5選

さて、ここからは統計学を活かせる仕事が見つかるオススメの転職サービスを紹介します。

無料説明会などもあるので、気になったものがあれば是非見てみてください!

テックキャンプ エンジニア転職

テックキャンプエンジニア転職は、プログラミングスクールであるテックキャンプが運営する転職サービスです。

テックキャンプエンジニア転職では、プログラミング学習中からIT業界への転職対策を行えます。

そのため2016年から2021年までの転職成功率98%、累計転職成功実績3,200人を誇っています。

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テックキャンプHP

※ 給付金活用で受講料最大70%OFF!

IT・Web転職特化エージェント【レバテックキャリア】

レバテックキャリアは、ITエンジニアやデザイナーの求人に特化した転職エージェントです。

レバテックキャリアは、あらゆる条件や業務形態の求人を紹介しているため、自分の希望やライフスタイルに合った転職を行えます。

また、レバテックキャリアでは、さまざまなエンジニアのレベルに対応できるように、複数のサイトを展開しています。

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クラウドリンク

クラウドリンクは、自社内開発に強い企業に強い転職エージェントです。

日本トレードリサーチ調べで、ITエンジニア向け転職支援会社 サポート満足度No.1、理想の転職先が見つかるITエンジニア向け転職支援会社No.1を獲得しています。

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IT求人ナビ 転職

IT求人ナビは、ITエンジニアの求人に特化した転職支援サービスです。

首都圏だけでなく地方都市にも支店を持ち、全国の転職希望者に対して手厚い転職支援を行っています。

また、フリーランスやITエンジニア未経験など、転職希望者の境遇に合わせ個別のサービスも展開しています。

将来のキャリアに不安なら【IT求人ナビ転職】

まとめ

本記事では、統計学を扱う仕事の将来や職種、年収、統計学を扱う仕事に役立つスキル、資格、オススメの転職サイトを紹介しました。

統計学を扱う仕事の需要は、今後ますます高まると考えられます。

そして、まだまだ統計学を扱える人材が少ないことを考えると、今のうちにスキルを身につけておけば、多くの企業で重宝される存在になることと思います。

また、転職やキャリアアップにも統計のスキルは役立つことでしょう。

統計学を扱う仕事に興味がある方は、是非この機会に学んでみてください!

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  • この記事を書いた人

にっしー

フリーランス3年目の29歳。 専門統計調査士など、統計に関する資格を複数保有。 自分が数学苦手だった文系だからこそ書ける、分かりやすい情報発信を心がけています。 著書『これから学ぶ人のための統計学超入門』 寄稿実績『知識ほぼゼロからデータ分析の専門家になる(週刊東洋経済)』、『50歳からの学び直し入門 (インターナショナル新書)』(一部)

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