今回は、KHCoderを使った抽出語リストの出力方法をご紹介します。
抽出語リストの出力方法は、大きく分けて以下の2種類あります。
- KHCoder画面上に表示させる方法
- Excelシートに出力する方法
それでは、それぞれの出力方法について解説していきます。
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KH Coder画面上に表示させる方法
まず、ツールバーから、「抽出語」→「抽出語リスト」を選択します。
そうすると、頻度順に、それぞれの抽出語、それに対応した「品詞」、「出現回数」が一覧となった抽出語リストが出てきます。
デフォルトでは、上位100語が表示されます。
KHCoderでは、動詞や形容詞などの活用形になっている語は、基本の語に戻してから抽出しています。
抽出語の左にある「+」マークをクリックすると、活用形ごとの出現頻度も確認できます。
また、「フィルタ設定」を押すと、「品詞による語の選択」という画面が出てきて、特定の品詞で絞り込んでの抽出も可能です。
Excelシートに出力する方法
まず、ツールバーから、「抽出語」→「抽出語リスト」→「Excel出力」を選択します。
すると、以下のような画面が出てきます。
Excelシートに出力する場合は、抽出語リストの形式を以下の3種類のなかから選ぶことが出来ます。
- 品詞別・・・品詞体系別に、出現回数のから順番に、すべての抽出語を確認できます。
- 頻出150語・・・出現頻度上位150語が、50語×3列で出力されます。
- 1列・・・品詞区分に関係なく、出現回数順で、リストが作成されます。
目的に応じて使い分けてください。
形式を選択したら、「記入する数値」で出現回数を、「出力する形式」で「Excel」を選択し、OKを押せば、出力されます。
※Excelに出力する場合も、「抽出語リスト」の画面で「フィルタ設定」から品詞を絞り込んだ抽出も可能です。
~「 品詞別」での出力イメージ~
~「頻出150語」の出力イメージ~
~「1列」の出力イメージ~
もとは膨大なテキストデータでしたが、KHCoderの抽出語リストを使うと、あっという間にそれぞれの語の出現回数が分かりました!
しかし、これはあくまで出現した回数を集計しただけで、これだけではまだ『人間失格』の特徴はほとんど掴めません。
そこで次は、抽出語リストで得られたデータを活用して、さらに『人間失格』の文章の特徴を探っていく方法をご紹介します!
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